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【TERA】の“事前選択サービス”が想定外の早期終了。潮田プロデューサーにどれほどの反響だったのかを軽く聞いてみた

日付:2011/08/09 転載:http://www.rmtlink.jp  アクセス回数:2005

4gamerによりますと

ハンゲームのMMORPG「TERA The Exiled Realm of Arborea」において,オープンβテストの実施に先駆けて行われていた“事前選択サービス”が,8月5日の23時59分をもって終了となった。

「TERA The Exiled Realm of Arborea」公式サイト


 事前選択サービスとは,サーバー/種族/クラス/キャラクターの外見/キャラクター名などの選択/決定と,フレンド/ギルド登録などをあらかじめ行えるというもの。実際にゲームをプレイすることはできないものの,長い付き合いになるプレイヤーの分身,プレイヤーキャラクターを作り込める期間として,大きな注目を集めていた。

 7月31日のサービス開始時点(先行事前選択サービス)では5基のサーバーが用意されていたが,それらすべてが定員に達したため,8月4日には新たに2基のサーバーが追加。それらも一瞬で定員に達し,わずか1週間足らずの期間に,計7基のサーバーが満員御礼となったわけだ(関連記事)。

 今回の報せを受けて早速,TERAの潮田プロデューサーに話を聞いてみた。

 潮田氏によると元々,事前選択サービス用に計7基のサーバーを用意しており,「OBTが始まるまでに満杯になるといいなぁ」と考えていたそうだ。ところが想定よりも早いペースで埋まってしまったため,予定よりも早く事前選択サービスを終了することになった。サーバーの不具合といったネガティブな要因による終了ではないため,潮田氏としても喜色満面……かと思いきや,この週末にTERAのキャラ作成を楽しんでもらえないことを,残念がっていたのが印象的であった。

 なお,事前選択サービスで作成されたキャラクター達の傾向については,統計を取ったうえで近日中に発表するとのこと。ちらっと話をうかがったところ,すでに特徴的な傾向がいくつか見えてきているようだ。

 たとえばクラスに関しては,CBTの頃と比べると“ウォーリアー”の比率がやや減少し,一方で“プリースト”が増加しているという。女性プレイヤーのテスト参加率が次第に増加してきており,それが影響しているのかもしれない,とのことであった。フリーターゲティングならではのテクニカルなヒーラーが,ライト層にどのように受け入れられるのか,気になるところである。

 また,サーバーによって,種族比率にも微妙な違いが見られるという。ここで多くの人が気になるのは“エリーヌ”サーバーに関してだと思うが,やはり想像どおり,エリーン率が40%以上(!)という凄まじい結果となった。OBTがスタートしたあと,このサーバーで一体どのような光景が繰り広げられるのか,いろんな意味で注目したい。

 OBT後のサーバー体制についても聞いてみたが,「サーバー数が足りなくなるような状況は,そうそう起こらないでしょう」との力強いコメント。確かに,FINAL TERA DAYのプレスカンファレンスにおいて,同時接続者の目標数は5万人と発表されており(関連記事),これを達成するには,どう考えても二桁のサーバーが必要となる。国内で運営中のMMORPGで,サーバー数が二桁に達している作品はそうそうないだけに,この辺りにも注目したい。
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